家具屋で出会った、ヒト・モノ・コト【リノスタ ライター座談会】

リノスタで連載中の『目黒通り 家具・インテリアショップ特集』。店舗にお邪魔させてもらったライターのふたりが、取材を通して感じたコト、出会ったヒト、見つけたモノをざっくばらんに語らいます。今まで考えることのなかった家具の世界の、ちょっぴり深いところまで。目で見て、耳で聞いて、手で触れてきたからこそ、再認識した“本物”のすばらしさがありました。

聖地・目黒通りに憧れて。

雨森(以下:雨)「目黒通りといえば、日本有数の家具通り。取材でお話を聞いていると、ここが特別な場所なんだと実感する場面って結構多いんですよね」

本多(以下:本)「通りの数キロに渡って、これだけのインテリア家具関連の店舗が並ぶって世界的にも珍しいそうです。品ぞろえも雰囲気も違う個人店が自然とこの通りに集まってきている、というのがすごいですよね」

「しかもそれが、ここ最近の出来事ではないってところがポイントかもしれませんね。ずっと前からそうだった。目黒通りの中でも、特に家具屋が集中している鷹番の辺りは、もともと街としても独特な魅力があったと『ACME Furnitre 目黒店』の取材でしりました

———東京に出てきた頃から、鷹番のあたりにはビンテージの家具屋さんやジュークボックスのお店、アメ車を扱うショップが集まっていました。通りにハーレーや旧車が停まっていたりしてちょっと怖かったんですけど(笑)。でもその雰囲気が、とてもかっこよかったんですよ。僕にとっては憧れの地であり、聖地だったんです———
ヴィンテージの良さに、“いま”をプラス。【ACME Furniture 目黒店】

「そういった人が、大人になって目黒通りで働いている。その『巡り巡って今がある』感じは印象的でしたね」

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    今は渋谷や大阪にも出店をしている『ACME Furniture』のはじまりも、鷹番からでした。
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    『STANLEY'S』の店主を務める藤元さんは目黒通りのお店が集まってつくった組織『MISC』の会長でもあります。
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    『GALLERY.S』は目黒通りで15年。
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    アパレル業界出身の店主がつくるオリジナルブランド『S50』
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    『rocca 六家道具商店』では、店内をつかって演劇を開催。商品は大道具として登場したそうです。
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    ファブリック専門店『IONIA』。家具とも密接な関係があるんです。

「『GALLERY.S』や『STANLEY’S』の店長さんなどは目黒通りが“家具通り”と呼ばれはじめる前から、このエリアの移り変わりを見てきておられるので、取材でも昔のエピソードを興味深く聞かせていただきました」

「今はインターネットでも家具が買えるようになったり、安さを売りにしたメーカーもできてきているので、目黒通りも家具ブームでにぎわった全盛期に比べると落ち着いてきているみたいです」

「そのせいか皆さん、自分のお店だけでなくて目黒通り全体を盛り上げようという意識をもっておられたのが印象的でした。

目黒通りのショップコミュニティ『MISC』では、目黒通りのお店を紹介するマップもつくっていて、取材でも重宝しましたよね」

「演劇や音楽ライブなどの他のジャンルの方々とコラボして家具そのものに興味をもってもらおうとする取り組みをされているお店もありました。家具に関心をもつきっかけが広がっていくってステキなことですよね」

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    『Point No.39』にはビンテージの自転車がズラリ!
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    もしかしたら、照明のパーツからアンティークに興味が芽生えるかもしれません。
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    フレンチカジュアルのアンティークは『chambre de nîmes BROCANTE』にお任せ。
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    『interior & furniture CLASKA』のショールームでは、デザイナーの岡嶌さん自ら出迎えてくれます。

家具だけじゃないから面白い!

「家具やインテリアが中心ではありますが、雑貨や食器などを目当てに訪れてもいいと思います。取材をしていても、中に入ってはじめて『こんな風になっていたんだ!』って気がつくことも多いんですよ。例えば『Lewis』は外から見える1階は北欧家具がずらっと並ぶ家具屋さん。でも2階に上がると、食器のコーナーになっているんです! 壁にも1枚1枚、めいっぱい飾られていて、テンション上がりましたね」

「あれはたしかに壮観でしたね。やっぱり女性って食器は好きですか?」

「好きだと思います。食器が素敵だと、ごはんまでおいしく見えませんか(笑)。だから、これだけの珍しい食器を一度にみられたのは嬉しかったですね。

それでいうと、テーブルウェアを主に扱う『M‘amour』も、フランスが好きな人にはたまらないと思います。取材のときに、なるほどなって思うことがあって。

———日本で外国の方から急に「日本茶と和菓子が食べられるところを教えてくれ」って言われたら困りますよね。それはフランスでも同じことが言えるんですよ。フランスにありながら、フレンチスタイルを見つけるのはむずかしい、みたいな———
フランスよりフランスな雑貨店【M’amour】

長年自ら現地に通っているからこそ実現するラインナップなんですよね。日本ではこのお店だけでしか手に入らないアイテムもあるんですよ。

普段づかいの食器って日々の料理にあわせてつくられるから、フランスのアンティーク食器を見るとフランス料理のフルコースが目に浮かぶし、デザイナーさんがつくった食器はおしゃれな部屋にありそうだし、持ち主の暮らしぶりが想像できておもしろいです」

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    『Lewis』の1階はThe 北欧の家具。
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    2階に上がると、食器の宝庫。お気に入りを見つけてみては?
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    フランスよりフランスな『M'amour』は店内の細かい部分まで楽しめます。
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    なかなか手に入りにくいフレンチスタイルで、メイドインフランスの食器も。

「家具でも同じことが言えるのかもしれないですけど、食器や雑貨だと、日用品として進化してきているので、よりその土地の文化を感じることができますよね。

僕が取材をしたお店で気になったのが『hiro furniture』です。浜松に本社がある会社なんですけど、自社がリノベーションを手がけた目黒通りのお花屋さんの中に、ショールームが併設されています。そこはカフェもやっていて、並べられている机や椅子、照明などはすべて『hiro furniture』の商品でした。中に入ってみたら実は家具屋さんだったというパターンですね」

「この通りは飲食店も点在しているので、ちょっとしたお出かけにはちょうどいいと思います。いくつかのお店をのぞくだけでも、異国情緒が味わえたり、オシャレな空間を楽しめますからね!」

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PHOTO & TEXT by Yusuke Nishimura

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目黒通り 家具・インテリアショップ特集

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目黒通りはヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、世界中の家具が集まる楽園でした。

 

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