活版印刷機のあるブック&カフェ【栞日】

参照元:http://sioribi.jp/

2017.09.27

JR松本駅からまっすぐ、あがたの森公園までつづく道。『まつもと市民芸術館』のちょっぴり手前に『高橋ラジオ商会』という古めかしい看板があります。「カフェを探しているんだけど?」とあたりを見渡してみたら、まさにそこが目的地でした。

リトルプレスを取り扱う本屋。

国宝『松本城』で有名な長野県松本市。そこにある、1階が喫茶店、2階が本屋とギャラリーになっていてる建物が『栞日』です。もとは電気屋だった建物を改装していて、高橋ラジオ商会の看板はその時代のもの。モルタル仕上げの壁で囲われた空間には、古道具の机や椅子が並べられおり、洗練されていながらもどこか懐かしい雰囲気です。ちなみに、このショップの空間デザインは、以前リノスタでも紹介した『ReBuilding Center JAPAN』代表の東野唯史さんが担当しています。

店内に入ってすぐのところに、今の時代には珍しい活版印刷機が。こちらはドイツの老舗印刷機メーカーが西ドイツ時代に製造したもので、オーナーが東京で印刷工をされていた職人さんから譲り受けたそうです。「カフェって女性が多いイメージ」という男性の言葉を聞いたことがありますが、栞日にはどこか無骨さがあり、男性でもひとりで入りやすそうな雰囲気があります。ビンテージ感のある、当時の印刷機が、この空間づくりにひと役かってくれているのかもしれません。

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    コーヒー片手に物色してみては?
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    思わずどうやって動くのか想像してしまう。

“リトルプレス”とよばれる本を読んだことがあるでしょうか? 一般書店ではなかなかお目にかかれない、個人や団体が自主発行する書籍のことです。栞日で置いている品はこのタイプが中心。一般的な小説や勉強用の実用書もいいけれど、リトルプレスはジャンルも装丁も幅広く、みていると「本の世界ってなんでもありなんだな」と新たな扉を開けてくれます。

それから忘れてはいけないのが2階のギャラリー。階段をあがってすぐ右手に、ちょっとした部屋があり、定期的に企画展が開催されています。こちらのスペースだけ木の床になっており、作品を置く場所として低い机を用意。まるで小学校の教室のようなあたたかい雰囲気があります。
また店内ではワークショップやトークイベントも時々開催されているので、行く前にイベントをチェックしてみると、より楽しめるかもしれませんね。

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    本を置く家具も、作業台のようで男前。

さらに栞日では移転前の建物で、「1週間以上の宿泊、1組限定、アトリエ付き」という風変わりなホテルも営業しています。長野県は移住ランキングで常に上位の人気な土地。移住を検討している人や、仕事などで長期滞在を予定している人は、こちらで過ごしてみてはいかがでしょうか。朝起きて、数件先の栞日で食事、そのあとアトリエに戻って、そのまま泊まる……なんて生活ができたら、日々の喧騒を忘れてリフレッシュできそうですね。

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栞日(しおりび)

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活版印刷機のある、ブック&カフェ。リトルプレスの本を取り扱っています。

 

営業時間 :7:00〜18:00(4-9月) / 8:00〜18:00(10-3月)
定休日 :水曜日+不定期

 

公式サイト:http://sioribi.jp/

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