作り手の精神や背景を感じるプロダクトがそろう店。【doinel】

2017.03.17

何かものを選ぶとき、誰にだって自分では気がつかない“クセ”があります。それは色や質感など、さまざまな要素で構成されていて、生活の中で自然と身につけてきたもの。つまりは「感性」と呼べるのではないでしょうか? 東京・青山にある『doinel(ドワネル)』は、その感覚を活性化させる空間なのかも知れません。

大量生産でも1点ものでもない、セレクトのバランス。

ドワネルをひと言で説明すると「ヨーロッパのアイテムを扱うセレクトショップ」。しかし、ショップのコンセプトやセレクトの基準を知ると、いちセレクトショップの域を超えていることがわかります。

その原点にあるのは「プロダクトとして成立する最小単位」という考え方。そこには「生産者が自分たちの意思を反映できる」、「消費者がその精神や背景を感じとることができる」という2つの想いが込められています。

大量生産品だと作り手の個性は薄まり、消費する側もそこまで考えをめぐらせて使うことはないでしょう。逆に1点物だと想いを汲むことはできてもひとりにしか届けることができません。両極端な時代だからこそ、ドワネルはその中間を選びます。「最大公約数のニーズよりも作り手の志向やこだわりが反映されている」そのぎりぎりのラインを基準にしているのです。

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このお店に揃うプロダクトは、今まで多くのものを見て、使ってきた人が培ってきた感性があるからこそ、より深く価値に共感できるものばかり。それは雑貨や服飾雑貨、自然派ワインにグロッサリーなど「衣・食・住」の多岐にわたります。

さらに近年では作家やメーカーの企画展の開催や、それに派生して、作家とともに既存のアイテムにはない、ドワネルらしいトーンの合うものをオリジナルプロダクトとして企画・製作もおこないます。

自分たちが共感できるから、提案できる。

そして今回、もうひとつご紹介したいのが、ドワネルを象徴したようなプロダクトを発信するメーカーでありセレクトショップでもあるドイツの『CARTA PURA(カルタプラ)』です。
オーナーのジョナサン・オストフさんの審美眼が貫かれたもの選びのルールや方向性、独立した小規模なオーナーショップをもつというあり方までを含めて、多くの共通点があります。

実際にカルタプラが1985年から発信しているフィレンツェの伝統的なファインペーパー『Carta Varese』はドワネルの定番商品。中でもドワネルのオリジナルプロダクトである、封筒セットやトレイにも愛用者が多いそうです。

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そしてオープン当初から扱うフランスの自然派ワインも「最小単位のプロダクト」としてラインナップされています。ワインそのものの美味しさと作られた土地や生産者といった「生産背景」を感じさせてくれるもの。それに加えてユニークなエチケットと美しいボトルの佇まいからは、精神や魂が伝わってきます。

雑貨やワインはもちろん、今では多くのものに無数の選択肢があります。しかし、その中に作り手の意思や生産の背景に思いを馳せたくなるようなものはいくつあるでしょうか? まだそういった出会いを体験したことがない人でもきっと、手にした瞬間に「他のものとは違う」と感じるはずです。ドワネルの扉をたたいて、まだ見ぬ自分の感性にふれてみてはいかがでしょうか。

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doinelは、ヨーロッパのアイテムを中心に、生活の中で感性を豊かにしてくれる雑貨や服飾雑貨、自然派ワインやグロッサリーなどを扱う東京・外苑前のショップです。

 

〒107-0061
東京都港区北青山3−2−9
TEL:03-3470-5007
営業時間:12:00〜20:00(水曜日定休)

 

公式サイト:http://doinel.net/

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