隠れたロングセラーブランド【測量野帳】

1959年に発売されてから50年以上、デザインも仕様も変わらず売れ続けてきた「測量野帳」。海外製のブランドノートのような華やかさはありませんが、根強いファンのいるロングセラー商品です。今もなお支持されている理由はどこにあるのでしょうか。そして、この手帳のおもしろさとは……?

屋外で使うのにピッタリなお仕事手帳

「測量野帳」は測量士さんのために開発された手帳です。
発売されたのは、ひとつ前の東京オリンピックに向けて、建設ラッシュにわいていた時代。この頃、工事が増えるにつれて測量の仕事が増え、測量士さんの数も増えていました。そこで、外で計測をするときに持ち歩いて使ってもらいやすいようにと、お仕事手帳として誕生したのです。

けれども今では、測量士さん以外にも多くの人がこの手帳を使っています。なぜなら、測量の仕事をサポートするための、この手帳の配慮が他のシーンでもとっても便利だったから。

どこがそんなに良いのか。ポイントは大きく3つあります。

まず重要なのがサイズ感。作業着のポケットにあわせて、大きさはスマホより少し大きいぐらい、全体に薄めで軽くつくられています。そのため、男性のスーツの胸ポケットやジーンズの尻ポケット、リュックのポケットにもピッタリなのです。

そして、表紙のかたさ。「測量野帳」は、立ったままでも楽に字が書けるよう、表紙に厚手の表紙を採用しています。たたくとコンコンと音がするほどのかたさで、安定感は抜群。最近では、防水タイプでどこにあってもよく目立つ明るい色の表紙のシリーズも登場しています。

最後のポイントは中紙の罫線。タテヨコにひかれた罫線のタイプは3種類あり、これにそって書くことでキレイに記録でき、後で読み返しやすくなります。この線を上手に使えば、アイディア帳や日記帳、おこづかい帳などにも応用が可能。

パッと出してサッと使えて、キレイに書ける。特殊な用途のために徹底して追求した機能性が、結果的に多くの人に愛されるポイントになりました。

シンプルだからカスタマイズが楽しい

特別な手帳術ではなくとも、自分にとって書きやすいレイアウトや自分にとって見やすいメモのしかたってありませんか? 見開きをどう使うか、何のペンで書くのか、どんな大きさで字や絵を書くのかなど。
「測量野帳」は自分なりの書きかたを大事にする人にはおススメ。シンプルなので、罫線を活用して、読書やお小遣い、スケジュールなどを記録するのはもちろん、線を利用して図表を書くなど、自由度が高いのです。なかにはこれを使って拓本をしている人もいるのだとか。

「測量野帳」のファン “ヤチョラー” のなかにはインデックスをつけてシステム化したり、手製のカバーをつけたりして、カスタマイズしている人もいるそうですよ。アウトドア専門のライターや旅好きの会社員、広告プランナーに建築士まで、さまざまな人が自分流の“野帳術”を編み出しています。

実は、「測量野帳」のひそかなる支持理由のひとつに、コスパの良さもあります。測量士さんにとっては消耗品ですから、一冊200円と手頃な価格設定。そんなわけで、懐具合を気にすることなく、いくつも使ううちに使いかたも洗練されていきます。そして、気付くと手放せなくなっていき、めでたく“ヤチョラー”になっているという寸法です(笑)

もうすぐ新年度、この機会にあなたも使いはじめてみては?

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測量野帳

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測量士のために開発された手帳

  • 製造元:コクヨ
  • サイズ:外寸法 165×95(mm) 厚み6mm/中紙 160×91(mm)
  • 種類:スケッチ、トランシット、レベル
  • 枚数:40枚

【オンラインストア】
コクヨショーケース:http://www.kokuyo-shop.jp/

スケッチ(方眼)

¥216(税込)

トランシット(縦線少なめ)

¥216(税込)

レベル(縦線多め)

¥216(税込)

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