古き佳き「日本のこころ」で編み上げる温故知新のスニーカー。【KUSKA SAKIORI SNEAKER】

参照元:http://www.kuska.jp/

2017.10.22

2004年にノーベル平和賞を受賞したケニアの環境保護活動家ワンガリ・マータイさんは、京都議定書関連行事のために日本を訪れた際、ある言葉と運命的な出逢いを果たします。けっこう有名な話なので、なにを今さら……と思っている人も多いことでしょう。そう、その言葉とは「MOTTAINAI」。彼女はこの短い単語の中に「モノや自然に対する敬意と愛」を見い出し、大いに感銘を受けたのだとか。今回ご紹介するのは、まさに、そんな「日本のこころ」が生んだアイテム。先人たちの知恵と技術がぎゅっと詰まったスニーカーです。

江戸時代から伝わる伝統技術 × 170年前のスニーカーの基本製法。

イントロを読んだリノスタユーザーの中には、「ちっ、また“ニッポンスゴイ”系のはなしかよ。昨今のブームとはいえ、もう飽き飽きしてるんだよな」と、うんざりしてしまった人もいることでしょう。でも、ご安心ください。ワタクシ、決して「右寄り」な人間ではございません。とはいえ、「左寄り」でもなく、あえていうなら「どまん中」。ええ、甲子園で83奪三振を記録した伝説の高校球児、ボイルドエッグ a.k.a. 板東英二ばりにストレート1本勝負でやらせてもらっています。

さて、脱線はこれくらいにしておいて、そろそろ本題に移りましょう。今回ご紹介するのは、『KUSKA SAKIORI SNEAKER』。「昔の織り技法で今のライフスタイル」をコンセプトに掲げ、職人の手仕事にこだわったモノづくりを追求する京都発のブランド『KUSKA』が生み出したスニーカーです。

このアイテムの注目ポイントは、なんといっても「裂き織り」という技法でアッパーを織り上げているところ。「裂き織り」とは、擦り切れたり汚れたりした布をほどいて1cm程度に裂き、それを横糸として一越しひとこし職人の手で丁寧に織りこんでいくという、江戸時代中期から伝わる伝統技法です。これぞ、モノを最後まで大切に使うという「MOTTAINAI」精神のたまもの。いやはや、まったく、先人たちの知恵と技術には感服するばかりです。

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    着なくなった着物等の生地を再利用。「MOTTAINAI」の真髄と呼びたい織物です。
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    職人の手で一つひとつ丁寧に生地が裂かれ、均等な長さに調整されていきます。
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    すべての工程を手仕事で行うことにより、機械織では味わえない独特の風合いが浮かび上がってきます。
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    独特の立体感が特徴。深みのある色合いもいいですよね!

『KUSKA SAKIORI SNEAKER』の特徴は、「裂き織り」を採用している点だけではありません。約170年前に生み出されたスニーカー製法の元祖「バルカナイズ製法」を採用しているところも、見逃せないポイントのひとつ。これはゴム底と靴本体を接着し、硫黄を加えた釜で熱と圧力をかける製法で、1839年にアメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーが発明したものです。「バルカナイズ製法」は基本的に手作業でしか行えず、 想像以上に労力と手間がかかるため、現在国内でこの製法を行っているのはわずか3社のみ。なんとも貴重な技術により、丈夫かつ上質な履き心地が実現されています。

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    「バルカナイズ製法」の工程のひとコマ。こちらももちろん、すべて手仕事です。
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    どでかい加硫釜にスニーカーを入れ、アッパーとソールをしっかりと結合させます。

ね、こだわりの結晶と呼ぶべきスニーカーでしょ? 気になるお値段は、1足あたり49,680円(税込)。なかなかサクッと出せる金額ではないかもしれませんが、そのクオリティは別格です。お財布とにらめっこしてみる価値は十分にありますよ!

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KUSKA SAKIORI SNEAKER

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「丹後ブルー」「ブラック」「ネイビー」という3つのカラーバリエーションがラインナップされています。あなたのお好みはどれ?

 

公式サイト:http://www.kuska.jp/sneakers/

オンラインショップ

http://shop.kuska.jp/

(価格・ラインナップは2017年10月現在のものです)


						
KUSKA SAKIORI SNEAKER

¥49,680(税込)

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