「生成りの白」に魅せられて。【JICON 磁今】

参照元:https://www.jicon.jp/

2018.02.20

白いお皿って重宝しますよね。何故なら和食や中華、イタリアンなどさまざまなメニューに使えるし、料理の色が映えるから。ただ一口に「白」と言っても、少し青がかっていたり、黄味がかっていたりさまざまな色合いのものがあります。そんな中で、素材感のある「白」はいかがでしょうか? 

“今を生きる”有田焼。どこか懐かしい気持ちにさせられる器たち

現在の長崎県にあたる平戸藩の御用窯であった今村家。その子孫にあたる今村肇氏が、手工業デザイナー大治将典氏とともに立ち上げたのが磁器ブランド『JICON 磁今』です。今を生きるという意味の仏教用語『爾今(じこん)』に重ねて名づけられました。このブランドを立ち上げ、今村氏は創業350年の老舗『陶悦窯』から独立し、『今村製陶』を開業したのです。

同ブランドの商品は、一般的な有田焼の青白いものではなく、素材の色をいかしたもの。 食器や酒器、ペンダントライトなどのラインナップがありますが、どの商品も温かみを感じるものばかりです。見ているとまるで幼い頃に使った白い絵具を思わせ、どこか懐かしい気持ちにさせられました。

  • jicon001_r
    小料理屋気分が味わえそう。
  • FireShot Capture 14 – jicon I 足付酒盃 – https___www.jicon.jp_blank-1
    お酒も、一層味わい深く感じるかも? 
  • FireShot Capture 10 – jicon I ペンダントランプ 菊型ひらき – https___www.jicon.jp_blank-15
    洋館にでもありそうな、どこかノスタルジックなデザイン。

このアイテムは、原料に特徴があります。通常、有田焼に使われるのは、1300度で焼ける陶石(陶磁器の原料になる岩石)。しかし発掘する際に、それより耐火温度の低いものは使われないという問題があります。そこで、残った石でも有田・波佐見地区で磁器をつくれるようになれば、「無駄に陶石の山を掘る必要もなくなり、陶石を採掘する人たちも助かるのでは?」と考えた今村氏と大治氏が採用したのが、佐賀県の窯業試験場で開発された陶土でした。それに二人が改良を加えることによって、“JICONの土”が完成します。その甲斐もあって、原材料のありのままの白色が美しい器が作り上げられるのです。

  • FireShot Capture 7 – jicon – https___www.jicon.jp_
    この光景を見るだけで、採掘の大変さが伝わってきますね。

使い道のなかったものを、優美な商品へと昇華させたJICON。ぽってりとしたフォルムが可愛らしかったり、繊細な模様が美しかったり、それぞれ違った魅力を持つプロダクトです。どこか懐かしくなる白を、おうちの中に取り入れてみませんか? 

JICON 磁今

FireShot Capture 8 – jicon – https___www.jicon.jp_

「生成りの白」にこだわりつくられた磁器ブランド。創業350年の『陶悦窯』から独立した『今村製陶』と、手工業デザイナー大治将典氏がコラボして立ち上げました。

 

公式サイト:https://www.jicon.jp/

(価格・ラインナップは2018年2月現在のものです)

花彫浅鉢 大(渕錆)

¥5,300(税別)

足付酒盃 ひらき / ひらき(渕錆)

¥2,000(税別)

ペンダントランプ 菊型 ひらき

¥24,000(税別)

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