おいしい非常食で、ポップに防災【IZAMESHI】

深刻に考えるべき非常事態に「ポップ」なスタンスは似つかわしくないかもしれません。でも、こと家庭での備えについては、気軽な防災もいいのではないか。おいしい非常食を食べると、そんなふうにも思えます。

極限状態であなたは何を食べたいですか?

災害は「もしかしたら起きるかもしれないこと」ではなく、「いつかは必ず起きること」と思った方がいい。大きな地震が続き、認識を新たにした方も少なくないのではないでしょうか。
それでも、普段は使わない防災用品を揃えたり、積み上がった荷物を片付けたりするのは億劫なものですよね。そんな重たい腰をあげるきっかけになりそうなのが、今回ご紹介する、おいしい非常食「IZAMESHI」です。

おいしい非常食って一体、どのぐらいおいしいのでしょうか。
「IZAMESHI Deli」の『名古屋コーチン入りつくねと野菜の和風煮』は2016年の「第一回日本災害食大賞 おいしさ部門」で初代グランプリに輝いています。92製品がエントリーしたなかからのグランプリなので、これはかなりおいしい方の部類といっていいかもしれません。
「IZAMESHI Deli」は「IZAMESHI」のシリーズのひとつで、パックに入ったお惣菜。約3年、保存できます。受賞した「和風煮」のほかにも、『濃厚トマトのスープリゾット』、『トロトロねぎの塩麹チキン』、『ごろごろ野菜のビーフシチュー』などなど、カフェメニューのごとき名前がずらりと並びます。

とはいえ、非常食です。どれほどおいしいものなのか、グランプリの和風煮を試食してみました。
パックをあけると、煮汁とともに肉団子や里芋がコロコロとでてきます。ごぼうやニンジン、たけのこも入っていて、彩りも豊か。見た目はもう、普通のおかずです。食べてみると、関西だしで仕上げたやさしい味つけ。化学調味料は使われておらず、ホッとする味です。
さすがに長期保存後の味までは確かめられませんでしたが、食材ごとにレトルト処理されて、アルミのパックでパウチされているので、時間が経ってもおいしさは期待できそう。
お値段は一食500円と決して安くはありませんが、たしかに、おいしい非常食でした。

「IZAMESHI」はパック惣菜のシリーズ「Deli」のほかにも、炊き込みご飯やおかゆ、おかずに麺類とバラエティも豊か。パンの缶詰やスイーツまであり、普段と変わらない食事ができます。

実際に非常食を口にするのは、満足に人と連絡もとれず、お風呂にも入れないような極限状況です。不安で落ち着かないなか、たとえ一食でも、ちゃんとしたごはんを食べられれば気持ちが救われることでしょう。

日常食と非常食のあいだを埋める存在に。

おいしさにこだわった「IZAMESHI」は災害時以外にも使えます。たとえば、アウトドア。缶詰に入ったマフィン型のパンは、手を洗えないときでも衛生的に口にできるように、カップ部分を上にして詰めてあります。非常時に備えた工夫はアウトドアシーンにもピッタリ。

また、手軽に食べられるので、体調が悪かったり、忙しくて食事を準備できないような家庭内での“緊急事態”にも役立ちます。平常時なら、薬味を添えたり、スパイスをふったりすれば、おいしさもアップ。

そうやって「困ったらアレ」という意識が日常的に刷り込まれてれば、いざという時にもすぐに動けるかもしれませんね。普段から頭の片隅にあれば、缶詰を備蓄しておいたけれど缶切りがなかったといったようなウッカリも防げます。

おいしい非常食って、どんなもの?
そんなちょっとした興味は、後回しになりがちな家庭の防災を考えるきっかけを与えてくれます。

IZAMESHI

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いつでも、どこでも、おいしく食べられる長期保存食

製造元:杉田エース株式会社
取扱店:全国ホームセンター、ドラッグストア等(詳細はサイトを参照)

以下の商品は一例です。詳しくは公式サイトをチェック。
http://izameshi.com/

¥350(税別)

¥600(税別)

¥600(税別)

¥500(税別)

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