炎を灯さず香りを楽しむ紙のお香【アルメニアペーパー】

突然ですが、匂いを嗅ぐことで記憶を呼び起こす「プルースト効果」って知っていますか? 例えば、学生の時に体育の授業のあとにつけていた、制汗剤スプレーの香りを街中でふっと感じたら、当時の教室の雰囲気やグラウンドの風景など、甘酸っぱい記憶を呼び起こす、あの感覚です。
今日は、そんなふうに脳の片隅に自分の香りとしてインプットされたいなぁと、私が愛用している香りのプロダクトをご紹介します。

さりげない香りを纏う楽しさ

紙のお香『アルメニアペーパー』は、イタリアのフィレンツェにある『サンタ・マリア・ノヴェッラ』のプロダクト。400年もの歴史を誇る世界最古の薬局です。

このアイテムは、通常の火をつけて煙と香りを楽しむものではなく、そのまま引き出しやクローゼットの中などに入れて、衣類にほのかな匂いをつけることが可能。
香水や主張の強い柔軟剤に比べて、衣類からふんわり匂う上品な香りが心地よく、癒されます。少しオリエンタルでいい意味でクセがあり、色っぽくてとてもおしゃれなんです!

  • 1-800×560
    これは何? と思わず手にとってしまうアイテム。
  • 3.Sala Vendita
    サンタ・マリア・ノヴェッラ本店。歴史と格式を感じます。

おすすめの使い方は、名刺入れに潜ませておくこと。そうすれば、ほのかに香る名刺を、相手に渡すことができます。もちろん、香り自体は強すぎないので、匂いを感じるのは名刺を渡した瞬間だけ。相手に迷惑がかかるようなことはありません。また、とても洗練された、美しいパッケージデザインにも注目です。本体が入っているBOXそのものが華やかなので、ちょっとした贈り物にしても喜ばれますよ。

さらに、燃やして使うこともできます。火のまわりは非常にはやく、すぐに紙が燃え散ってしまいますが、香りはふんわりと空間に残るんです。しばらくクローゼットの中などに入れて楽しんだ後に、効果が弱くなってきたと感じた時は、燃やすことで最後まで楽しむことができますよ。

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    最後はじゃばら折りにして燃やすといいそうです。
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    そのまま置いておいてもインテリアとして映えますね。
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    お香自体はシックなデザイン。

もちろん好みはありますが、男性でも女性でもマッチする中性的で華やかな香りです。旅行する時に、カバンの中に潜ませておいてももいいですね。

こんな品のある香りで、さりげなく誰かの記憶に残りたいなぁなんて、思いませんか?

アルメニアペーパー

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アルメニアペーパーは、お香のように炎を出さずに燃やして使用し、室内を香らせたり、火をつけずにそのまま引き出しの中や、クローゼットに入れて衣類などを香らせる紙のお香。

公式サイト:http://www.santamarianovella.jp

¥3,800(税別)

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