vol.07  フリフリパンジーのフレッシュリース

2017.03.19

寒い時期、お庭で華やかに咲きながら春をじっと待ってくれるパンジー。ひとつのお花での豊富な色の展開が魅力で、とくに花びらがフリフリの可愛いらしい品種が人気です。
そんな憧れのお花は春限定。「限定」と言われると使ってみたくなるのが、Tommyの性です! 駆け抜けてしまいそうな春なので、大慌てで作ってみました。

下準備

 material

・フリルパンジー
・クリスマスローズ
・トキワガマズミ
・お庭の赤い葉っぱ
・ナズナ
・豆の花のくるくる
・リースベース
・ワイヤー

フレッシュリースとは、生のお花を使ったリースの事。 フレッシュにはお水が命! ということで、吸水性スポンジのサークルを用意し、しっかりお水を含ませます。

カットする

まずはトキワガマズミ(ビバーナムティナス)を5〜6cmに切りわけていくところから。こちらはお花ではなく、蕾を鑑賞するものとして出回っています。

しっかりとしていて、枝で分けやすいので、リース全体を覆ってベースを形どるのにはもってこいなのです。

チョキチョキ……。

できるだけ切り分けて、葉っぱの部分もカットしていきます。

生ける

エイヤーーーーーーーー!

若干「飽きた!」の声が聞こえてきそうだけど今回も早送り。

これな〜んだ!? 知らなくて当然、お庭にある謎の赤い葉っぱ。

ちょっとオトナ可愛い感じを出したくて、渋めの色をしのばせてみました。

このゴツゴツ、ゴリゴリの手! メンズではございません‼︎

私の手……。
可愛いお花たちとは裏腹に、たくましくなるフローリストの手。お花屋さんあるあるだったりもします。

そして、ポイントに挿していくのは色気を感じるクリスマスローズ。トキワガマズミにふわっと乗せる感じで挿します。

って、めちゃくちゃ絶壁やーん!

時としてお花は上を向いているわけでもなく、太陽に向かって咲いていたり、垂れるように咲く子もいます。

そんな時に最初に入れた、トキワガマズミのしっかりさんが、クッション的な役割を担ってくれます。

フォルムは出来上がっているけど、まだどこか味気ないですね。

そう! ここでいよいよメインを挿していきます。

春色に少し飽きた頃に、ロマンティックな色合いが恋しくなりました。

それぞれ、色が違っていてフリフリ可愛いのです。

仕上げ

パンジーは、茎が柔らかく中は空洞。スポンジに差し込むのが難しいので、ワイヤーを入れて強化します。

あんまり押すと「イタタターーーーーーー!」となるので、優しく、差込み部分が補強されるだけで十分です。

そよそよ〜、ナズナ。
春らしい若いグリーンの色味を間に入れて、動きをプラスします。

だんだん、挿し口が狭くなり生けずらくなっていくので慎重に。

tommy_c_07_15

うわわわわぁーーーーー! 小指が立ってしまっている!!
細かいことをすると肩がこるので、余分なところにチカラを入れずに作りたいものです。

そして、たまらないスパイスを。

豆の花のおひげをプラスして、どこかキュンキュンさせるところを加えていきます。

これで、アンティークな色合いにも春を感じることができました。

ナズナの愛らしさ、おひげのくるくるのたまらない表情〜。

思わずズームしてしまいます。 撮影する姿はもはや変態の域。誰にもお見せできません。

出来上がり〜 !

キャンドルで雰囲気作りもいいですね。

春の儚いフレッシュリース。目に焼き付けておきたいリースが仕上がりました。

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Tommy

tommy_prof

NFD公認スクールで資格を取得後、ドイツフローラルスタイルの花の造形を学び、本場フランス パリでディプロマを取得。
フラワーショップ、大手ホテル 式場でフラワーコーディネーターとして就労。
2016年 Tommy製作所 設立。

日本フラワーデザイナー協会 講師認定
国家検定 一級フラワー装飾技能士

公式サイト:http://tommyworks.jp

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