vol.02  最初にあったらいい道具のはなし

こんにちは。ファンク・ダ・ネオーンです。

いきなりですが皆さんは布を使った裁縫などをやったことがあるでしょうか。

針と糸を使っての祭り縫いや返し縫い。ミシンを使ってダーと縫っていく快感。家庭科の授業を思い出して懐かしいですね。 針と糸を使い縫い合わせるという点ではレザークラフトもやはり裁縫と原理的にはかなり近いと思います。

しかしやはり素材が布と革ではいろいろとやり方も道具も変わってくるもの。

そこで今回はレザークラフトを始めるにあたって、最低限に必要な道具、揃え方をご紹介します。

まずはこれだけ。僕が使っている基本のアイテムたち。

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カッター、革包丁などの革を切る(断つ)道具。

説明は不要ですが革を切る道具です。慣れれば革包丁(写真左)などの専用の物の方が使いやすくなりますが一般のカッターナイフでも使えます。でも革包丁を使っていると職人さんみたいでテンションが上がるのは間違いないのです。

何にせよ使うときは細心の注意を。僕も注意を怠り何度か指を切っています。

熟練の職人さんなどの革包丁は研ぎまくって短くなっている写真をよく見ます。僕もそれに憧れますがそんな使いこなせるようになるのはいつのことやら…。

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そしてカッターマット。 小学校の頃、マットを敷かずにカッターを使って怒られた経験は無いですか? 僕はありますよ。

これがないと机が傷だらけになって後で泣くはめになります。必ず必要です。 

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縫い糸。(左の二つ:麻糸 右:スムース糸)  

これはレザークラフトならではですね。それぞれに特徴があります。

・麻糸…その名の通り麻で出来た糸。そのままでは毛羽立ってしまうのでロウ(蝋)でコーティグしてから使います。この作業をロウ引きと言います。個人的になぜか好きな作業の一つだったりします。

・スムース糸…ポリエステルで出来ていてこれはロウ引きなしでそのまま使えます。個人的には麻糸より耐久性が高い印象です。このスムース糸が一番楽で使いやすいかもしれません。

シニュー糸…実は僕は使った事がないので良くわかりません。調べてみるとなんだか良さそうなので今度挑戦してみたいと思います。 

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ロウワックス(蝋燭のロウ)。

左が新品。右がロウ引きを何度も行ったもの。左はなんか美味しそうですね。右はクルミみたいになっていますね。

冬の寒い時はロウが固くなっているのでヒーターなどで暖めてからロウ引きをしています。なので使っていくとどうしても変形してこんな感じになります。

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縫針

必ず革用の物を使う事。革用の針は裁縫用のものより太く丈夫にできています。それでも僕が下手なせいで分厚い皮を重ねて縫う場合は何本も折りました。写真右の針ケースは自作で作りましたが実はあまり使い心地が良くないです。機を見て作り直そうと思っています。

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菱目打ち

おそらくぱっと見ただけでは用途が分からない謎の道具だと思います。

手縫いのレザークラフトと裁縫の大きな違いとしてレザークラフトでは先に針を通す穴をあけておくという作業があります。

そうです。革は固いので先に縫うための穴を空けるのです。

この菱目打ちは革に均等に穴を空けるのにとても便利です。というか無いとおそらく均等に穴が並びません。

菱目打ちには刃の数が違う物が何種類かあるので最初は4本の刃がついた物と1本刃のものがあればなんとかなるでしょう。余裕があれば二本刃のものもあるとより便利です。

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ハンマー&ゴム板

ハンマーを使うのです。何に使うかと言うと上で紹介した菱目打ちで革に穴を空ける時に菱目打ちを上からトントンと。
すると革の下に刃が突き抜けますのでそれを受け止めるゴム板が必要になるのです。

その他ボタンやフックなどの金具類を付ける時にもハンマーを使用します。 なお、ハンマーを使う時はどうしてもガンガンと音が出ますので夜間にマンションや集合住宅で行うときは注意が必要です。 ここは僕も悩みのタネでもあります。

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金差し

プラスチックの物差しとは安定性がはるかに違うので金差しをおすすめします。切る作業で指を切ったりしないためにも用意しときたいものです。

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グルーバー

これも使い方が謎の道具でしょう。革を切った後まっすぐな縫い線を付けるための道具なのです。この使い方は次回以降、実際使う時に説明します。
ただ、なくてもキリと金差しでも代用できるかと思います。

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薬剤類

革の裏側を床面(とこめん)といいます。ちなみに表面の綺麗な方は銀面(ぎんめん)といいます。

通常床面は毛羽立ちが激しくザラザラしているのでなめす作業が必要です。このトコノールなどの薬剤を塗り込んでなめします。

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ボンド
革と革を貼り合わせる時に使います。これは革に対応していればホームセンターなどで売っているものでも問題ありません。

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最後に革です。革は種類、ぶ厚さ、色などほんとに様々な物があります。しかし、その無数にある選択肢の中から選ぶのも楽しみというものも。写真の革は東急ハンズでカゴにがさっと売られていた「端切れ」と言われるもので何百円〜千円くらいで買えます。

最初は最低限必要な物を揃えて何か作ってみてから徐々に道具を増やしていくのがよいと思います。
まずはこれくらいの道具があれば始められるはず。

おすすめなのがこれらの必要な道具がセットになったキットがいいと思います。

「レザークラフト 入門キット」などで検索するとたくさん出てきます。小物の型紙なども付いていたりしますし。

僕も最初はいろいろと道具がセットになった入門キットを買って始めました。

道具の買い方・買う場所

最後にいざこれらの道具を買う時にどうすればいいか?

それは、

・東急ハンズやレザークラフトの専門店で購入する

・ネットで買う

という2通りが主なところだと思います。普通ですね。

僕はだいたい東急ハンズで道具を買う事が多いですね。都内だと主要駅付近に店舗があって、やはり便利なので。強い見方です。

革自体も東急ハンズでもちろん置いています。しかし専門店の方が種類が豊富なので買いに行くのも楽しいものです。東京だと日暮里や浅草橋あたり、大阪だと大黒町辺りにお店が多いでしょうか。

ただし、専門店は小売りをしていないお店も多いので、買いに行くなら事前に調べておく方がいいでしょう。

では今回はこのあたりで。次回は実際に道具の使い方も含めてアイテムを作ってみましょう!

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ファンク・ダ・ネオーン

profileneo

普段は普通のサラリーマン。
あるとき独学でレザークラフトを始め見事にはまる。

以来、頼まれた物など失敗や試行錯誤を繰り返し作り続けている。

今欲しい物はリアルに革漉き機とミシンだが、部屋に置く場所が多分ない。

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